丹賀砲台園地の写真

丹賀砲台の下から

丹賀砲台園地は要塞跡です。
丹賀砲台は九州と四国の間の海域を守るため、巡洋艦「伊吹」のカノン砲が設置されました。
しかし、実射訓練中に砲台が爆発し、多くの死傷者が出てしまいました。
今は園地として整備され、要塞跡を見てまわることができます。

アクセス

丹賀砲台園地は大分県佐伯市にあります。
車やバイクで向かいましょう。

入口

県道604号線から入口に入ってゆきます。

▲入り口は小さめなので看板を見逃さないように。

▲外観。山を掘って作られています。

▲砲台跡の入口。入るとすぐにケーブルカーの乗り場です。

ケーブルカー

中に入ると、ケーブルカーで上ります。
園地として整備される前はケーブルカーもなく、子供が探検して遊んだりしていたそうです。

▲ケーブルカーの伊吹。

▲ケーブルカーの線路。ジェットコースターのような坂を上ります。

廊下

▲中にはたくさんの部屋。

▲廊下の壁には丹賀砲台園地の解説が掲示されています。

水槽、動力室

▲冷却用の水槽。青くライトアップされていました。

▲水槽の内部。

▲動力室。今は何もありませんが壁には設置跡があります。

砲台跡

カノン砲が設置されていた跡には、螺旋階段とドームが作られています。
ドームの幾何学模様はとても美しいです。

▲下から見上げると螺旋階段とドーム。

▲上から。爆発事故の破壊跡や焦げが残っています。

▲螺旋階段を上りきったところ。

▲ドームの外観。

▲ドームから見える海。事故で叶いませんでしたが、海への砲撃はばっちりだったはず。

地下弾薬庫

地下弾薬庫は入口が別になっています。
今は空間だけが残っています。

▲地下弾薬庫の入口。

▲カーブした廊下を進むと…

▲広い空間が。床の模様と天井のアーチが美しいです。

さいごに

私が行ったときはほかに人もおらず、ゆっくりと楽しめました。
建物跡を見るのも面白いのですが、なんといってもドームと螺旋階段の美しさが印象に残りました。

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