神戸六甲ミーツ・アート2025 ミュージアムエリア 六甲高山植物園 の写真 その1

六甲高山植物園
六甲高山植物園では六甲山の気候を活かして、様々な植物が栽培されています。植物に引き寄せられて珍しい虫たちも集まってくるそうです。植物の間を散歩できてとても気持ちの良い場所です。
神戸六甲ミーツ・アート2025では、そんな自然豊かな場所にアートが設置されています。いつも通り植物や虫を観察しに来る方もいれば、アートを鑑賞する方もいる、賑やかな空間となります。
(semi)sphere (遠山之寛氏)
六甲高山植物園の池に浮かんでいる(semi)sphere。ただの球ではなく、折り紙のように折られていて、どこか人の温かさがある気がします。見える部分は上半分で、作品自体が球なのか半球なのか分かりません。ただ、水面に映る姿によって、球にも半球にも見える姿は面白いです。人工物と自然が組み合わさって一つの作品となっている姿は植物園に相応しいと思います。
もしかしたら…どこを見るか?どこまで見るか?を無意識のうちに自分で決めてしまって、「球にしか見えない」、「半球にしか見えない」ということもあるかもしれません。色々な視点から多くの楽しみ方をできるようになりたいですね。自分ではできているか分からないですけど…。
豊かな自然の中に浮かぶ球。この瞬間は風で水面が揺らめき、完全な球とは言えないかもしれません。球と半球の間で曖昧な存在になっている…そんな感じでしょうか!?


こちらは風もなく完全な球…と言っても良いでしょう!

アップで見ると半球。水面に全く映らないとき(夜?)に見るとどんな感じなんだろう?
