神戸六甲ミーツ・アート2025 風の教会エリア ホテル跡地 の写真

風の教会に行くために通る広場にも様々なアート作品が展示されています。この広場、元々は旧六甲オリエンタルホテルが建っていたのですが、現在は取り壊され、砂利と草の荒地のようになっています。こういう手付かず(に見える)場所があるのもミーツ・アートの面白いところですね。

The seamless ship(髙野 千聖氏)

六甲山や神戸周辺で集められた廃材で作られた船。壊された物達の想いを乗せて出航してゆくのでしょうか?元の建物を知っている人が見ると思い出が蘇り、そんな思いも一緒に乗せてくれるのかもしれません。また、この船自体も完全に船として完成しているわけではなく、破壊と完成の曖昧なところをゆらゆらと漂っているようです。そんなところからシームレスな船と名付けられたのかな、なんて考えながら鑑賞しました。

The seamless shipの船首。けっこう大きい。

全体的な形や大きさは分かるけど、完成はしていません。

事務所の看板?もあって、廃材が使用されていることが分かります。

愛とヴィ~只今参上~(松蔭中学校・高等学校 美術部)

六甲山の麓のお店にあったヴィーナス像。お店が閉店するにあたって譲り受け、愛と美を広めるためにこの地に降り立ちました。六甲の楽しいことも辛いことも見守ってきてくれたヴィーナス像が改めてこの地に爆誕!という感じでしょうか。ヴィーナス像は色々な場所で見ることもありますが、ホテル跡という何もない場所に立つことで、より存在感が高まっているように感じました。また、ガチャガチャで愛と美の香りを購入できるのも嬉しいポイント。

ヴィーナス像のお姿。地面にドーンと降り立っております。

ヴィーナスの背中からはマートルが生えています。マートルはギリシャ神話でヴィーナスに捧げる花で、強い香りがあるとのこと。

愛とヴィの香りガチャガチャ。嗅覚でも楽しめるのが嬉しい。
中に入っているレモンマートルの葉っぱは色々な形でくり抜かれていて、私はフラワー、ネコ、スター+エンジェルが出ました。

ミステリーサークルツアー~神戸文化的ホール~(C.A.P.(芸術と計画会議))

会期中、六甲には不思議な看板やオブジェクトが点在しています。その中でも、おそらく一番大きなオブジェクトがホテル跡に現れています。隕石が落ちた跡なのか?もしくは宇宙船の発着跡なのか?隣に参上したヴィーナス像が地面をえぐっているので、サモトラケのニケが参上した跡なのかも!?なんてことも考えられます。六甲で何かが起きている、そしてその痕跡が至る所にあると意識すると、六甲を歩くのがより楽しくなりますね。

何があったのか、大きな穴が開いて水が溜まっています。

エントランス(山羊のメリーさん氏)

可愛らしい小屋のような小さな建物ですが、童話に出てきそうな少し不思議な外観をしています。中はたくさんの人形で賑やかなのですが、この人形達がファンシーなような、少し不気味なような面白い姿をしていました。羽が生えていたり、頭がカゴになっていたり・・・魔女の家のようで、少し不安な気持ちになりながら楽しみました。そして、小屋の出入口には意味深な「いりぐち」の文字。その名の通り、この小屋はエントランスということなのでしょう。でも「いりぐち」の先には何もなく。。この世界のエントランスなのかな?それとも別の世界に繋がっているのかな?うーんちょっとコワい!

中に吊られている人形たち。

可愛らしいけど、どこか不気味・・・

出口の「いりぐち」。「いりぐち」の先は、自分がいるこの世界!

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