くどやま芸術祭2025 まちなかエリア の写真 その1

くどやま芸術祭2025
くどやま芸術祭は2016年から開催されている芸術祭です。まちなかエリアと世界遺産エリアに分かれていて、まちなかエリアは九度山駅から道の駅「柿の郷くどやま」までのエリア、世界遺産エリアは「紀伊山地の霊場と参詣道」で世界遺産となっている慈尊院、丹生官省符神社などのエリアが会場となっています。
くどやま芸術祭は無料で参加できる芸術祭です(有料の真田ミュージアムの中に作品が展示されることもありますが…)。見ごたえがあり、有料の芸術祭にも劣ることのない芸術祭だと思います。
開催年は2016年、2020年、2023年、2025年。開催年の法則が分かりませんが…開催の間隔が短くなっているのは嬉しいですね!
水の巡り(ゆきあかり氏)
牧野医院の跡地にはガラスで水の循環が表現されていました。繊細なガラスで水の様子が表現されていて、とても綺麗でした!色々な水が出てきますので、次はどんな水が出てくるのかなとワクワクしながら鑑賞できる面白い作品でした!
会場はお医者さんだった建物。

玄関。受付になっていたのかなぁ。

水韻
玄関には水韻。ぽたぽたと水が滴る様子だと思います。水の音って落ち着きますよね。
激しい主張はないけれど、さりげなく水の気配を感じる、そんな空間です。

少しずつ水溜りができたのかな?


流奏
水が流れる様子。川のように流れる水は、流れる場所によって様々な形に変化します。そんな形をガラスで表現されていると思います。
遠目には何があるのか分かりにくいですが…近づくと様々なガラスが流れていることが分かります。
真っ白な部屋を流れるガラスはとても清楚で綺麗な印象です。


真っ白な部屋から差し込む光がガラスを映し出してとてもきれい。

床に落ちた水も色々な形で流れていく。

水音
受取口のような場所には水が落ちてはじける様子がありました。
こんな水がはじける様子をガラスで作れるんだすごいなって思いながら見ていました!

ビシャッという音が聞こえてくるようです。

雨音
うーん、キレイ!暗い部屋に雨が降り注ぐ様子。雨の軌跡と雨粒が細いガラスで表現されていて綺麗な作品となっています。暗い部屋は雨雲をイメージできて、激しく雨が降っている様子が想像できますね。そんな想像も楽しいですが、単純に暗い部屋でガラスが照らされてキラキラ。綺麗な空間です!


雨が地面に当たる様子もしっかりあります。


水響
キレーイ!水が染みわたる様子。洞窟の中なんかで見れる、水が天井から染み出して下に落ちている感じでしょうか?部屋が和室というのも、木から染み出すという連想ができますね。無数の水滴がポタポタと落ちる様子は圧巻です!
アクリル板の上に水がポタポタポタポタ…

下から見られるのも面白い!

なんだか宝石みたいですね。美しい!
無作為にガラスが置かれているように思いましたが、実は美しく見えるように計算して配置されているのかもしれません。



空水
こちらもキレイ!水が浮きあがる様子。実際に水が浮かび上がる時は水蒸気になるので見ることはできないのですが、水が浮かび上がるとしたらこんな感じだろうなぁと思わせてくれます。

キラキラしたシャボン玉みたい。良いなぁ。


綺麗な球ではなく、不均一な形が逆に美しいなー!

